ONE DAY 1日密着GOTO REIJI
後藤 礼司 [ 講師 ]
DOCTOR PROFILE
循環器内科
内科学講座(循環器内科)・講師
インタビュアーY氏が、後藤先生の1日に密着!
家庭での横顔から現場での真摯な表情、
医療への情熱と循環器内科チームの核心に迫ります。
Chapter #01
7:30 a.m. 出勤
- Y氏
- 40代というと、医局の中では中堅より上ぐらいですか?
- 後藤
- そうですね。20〜30代が多く、比較的若い医局なので。
- Y氏
- バスケットが趣味の先生は、体力気力ともに“若手”なのでは?
- 後藤
- いえいえ(笑)。でも医師は体力が勝負ですね!
救急対応も少なくなく、
日々多忙なイメージの循環器内科だが、
スポーツ大好き!
オンオフを上手に
スイッチしている後藤先生は、
確かに朝イチから若々しい!
Chapter #02
8:00 a.m. 医局へ
- Y氏
- 院内に入ると、スイッチが入りますか?
- 後藤
- 着替えると仕事モードが一気に高まりますね!
緊急の手術があったりなど、フレキシブルに動かなければいけない場面もありますが、昼休みは医局の仲間とランチもしますよ。
午後からの講義の前に、
カテリーダーとして若手医師の
手術の段取りをマネジメントしたり、
自身もオペのサポートに!?
いったい、1日ひとり何役をこなすのか?
Chapter #03
9:30 pm 若手医師の手術サポートへ
- 後藤
- 今日のオペは、若手医師が経験したい症例でもあるので、教えながらサポートに入ります。
- Y氏
- 何歳ぐらいの先生ですか?
- 後藤
- まだ30歳、これから頑張ってもらいたい先生です!
「いつも通りやれよ」
「ありがとうございます」。
背中をポンポンと叩き、あたたかく喝を
入れて手術室へと送り出す。
師であり、“頼れるアニキ”という
心付い存在だ。
Chapter #04
12:00 p.m. 昼食〜講義
- Y氏
- 先生は、なぜ循環器内科に?
- 後藤
- 大学3年生の時、授業の冒頭で先生が言った「循環器内科は一生食べていけるぞ」という一言が衝撃的で。
- Y氏
- それは!決定的な教えですね。
教わる方から教える側へ、
「Teaching is learning twice over.
(教えることは2度学ぶこと)」を
実感する日々。
タテマエを超えた学びが、
モチベーションに繋がっていくのだ。
Chapter #05
17:30 p.m. 終業〜アフター5
- Y氏
- チーム医療とチームスポーツって、共通点が多いですね。
- 後藤
- はい。心臓の治療も、バスケの「ブザービーター※」みたいなところがあるんです。治療次第で一発逆転(生還)ができる!(※ 試合終了ギリギリ直前に放ったシュートが入ること)
- Y氏
- おお、なるほど!
子供の頃から熱中してきた
バスケットが、緊張感が求められる
仕事のリフレッシュメントになり、
仕事のやりがいやチーム力への
フィードバックにもなる。だからこそ、
アフター5は不可欠なんだ!
ADHESIVE
MEMO
Y氏の密着メモ
”自分の好きなこと”と、
医療の現場で必要とされる
自己の能力×チーム力が
日々活かされることで、
ワーク・ライフ・バランスもより
豊かに充実!
そうした職務環境が許されることも、
循環器内科という医局の大きな魅力だ。